蟹味棒
【读音】かにかま
【英文名】Surimi Crab Stick
カニカマは「かに風味かまぼこ」の略称で、スケトウダラなどのすり身を主原料とし、カニの風味·外観·食感を模して作られたかまぼこ製品である。JAS法上の品質表示基準では「風味かまぼこ」と表記することが求められており、実際にはカニ肉を含まないのが一般的だ。
その誕生をめぐっては複数の説がある。1972年に石川県七尾市のスギヨが細切りタイプの製品を市場に送り出したのが始まりとする説、1974年に広島の大崎水産がスティック型の製品を開発·販売したとする説があり、両社ともに「元祖」の座を譲らない状況にある。現在もっとも広く出回っている棒状の形態は、大崎水産が考案した方式を起源とするとされる。
製造においては、シート状に成形したかまぼこに切れ目を入れてロール巻きにする手法が主流を占める。表面の赤みにはモナスカス色素やコチニール色素などの天然着色料が用いられ、カニらしい香りはカニエキスや香料によって演出されている。
回転寿司では手頃な定番ネタとして幅広い支持を集めるほか、サラダや鍋の具材にも重宝される。2015年時点で世界の年間消費量は約50万トン、国内消費は約5万トンとされ、フランスやスペインをはじめとする欧州地域が消費量の上位を占める。インスタントラーメンやレトルトカレーとともに「戦後の食品三大発明」の一つに挙げられることもある。


