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粗磨石

【读音】あらといし

【英文名】Coarse Whetstone

荒砥石は、砥石の中でも粒度が最も粗い種類で、番手は#80〜#600程度、標準的には#200前後とされている。研削力が高く、包丁の刃こぼれ修正や刃の形状を整え直す際に用いられる。

砥石は一般に荒砥·中砥·仕上砥の3段階に分けられ、荒砥石はその最初の工程を担う。中砥石や仕上砥石だけでは、長期間使用して丸みを帯びた刃先を矯正する力が不足するため、荒砥石の役割は大きいとされている。

現在流通しているものの多くは人造砥石(セラミック砥石など)で、均一な品質と安定した研磨力が特徴である。一方、天然の荒砥石は縄文時代以前から使われていたとされ、弥生時代の墳墓からも成形された砂岩が出土している。明治初期には全国で100種以上の銘柄が産出されたが、採掘の困難さや良質な鉱山の減少、人造砥石の普及により、天然ものは希少になっている。

寿司職人をはじめとする料理人にとって、包丁の切れ味は仕事の根幹にかかわる。荒砥石は日常的に使うものではないが、刃に大きな損傷が生じた際には欠かせない道具であり、中砥·仕上砥と組み合わせて段階的に刃を仕上げていく研ぎの基本工程の出発点となる。

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