飞鱼
【读音】とびうお
【英文名】Flying Fish
トビウオはダツ目トビウオ科に属する海水魚で、世界の温帯から亜熱帯の海域に約50種が知られる。日本近海でも30種近くが確認されており、島根県では県魚として認められている。
体長は多くが30cm以下だが、大型の種では40cmを超える個体も存在する。背面が藍色、腹側が白色で、大きく発達した胸ビレを翼のように広げ海上を滑空するのが名前の由来である。飛行距離は通常100〜300mほどで、空中での速度は時速50〜70kmにも及ぶとされる。
寿司との関わりでは、脂肪分が控えめでさっぱりとした味の白身魚で、鮮度の良いものは刺身や握りで提供される。また卵は「とびこ」と呼ばれ、軍艦巻きなどの定番ネタとして広く使われている。
九州や日本海沿岸地域では「アゴ」の名で親しまれ、すり身やだしの原料として重宝されている。長崎県平戸が発祥とされる「あごだし」は近年全国的な認知度が高まってきた。鳥取·兵庫の「あごちくわ」や島根の「あご野焼き」など、地域ごとに特色ある加工品も豊富。旬は主に初夏から夏にかけてで、春先にまずハマトビウオが市場に出回り、初夏以降にツクシトビウオやホソトビウオが続く。


