贯
【读音】かん
【英文名】Kan / piece of sushi
「貫(かん)」は、握り寿司を数える際に用いられる助数詞である。
語源については複数の説が存在する。一つは江戸時代の通貨単位「貫」に由来するという説で、穴あき銭を紐に通してまとめた単位から転じたとされる。もう一つは重量単位の「貫」(約3.75kg)から来たという説もあるが、定説には至っていない。
現代の寿司店では「1貫」「2貫」という形で注文や会計時に使われるが、1貫が握り1個を指すのか2個を指すのかは、時代や地域、店によって解釈が異なる。かつて江戸前寿司では1つのネタにつき2個で一組として提供するのが一般的であり、この2個セットを「1貫」と呼んでいた時代がある。現在では多くの店で握り1個=1貫として扱われることが主流となっている。
寿司屋の符丁(業界用語)の一つとして、職人同士や常連客の間で自然に使われる表現であり、寿司文化を象徴する言葉の一つといえる。


