如何在海外成為壽司職人?美國壽司職人的求職行情
美國における壽司文化の広がり
美國の壽司人氣と需要の増加
今や世界的人氣のSUSHIですが、美國の都市部では壽司餐廳が数多く存在し、その人氣は日増しに高まっています。
美國人の間で壽司が人氣の理由はいくつかありますが、その一つは健康的という点です。
低脂肪で高タンパク質、ビタミンを含む壽司は、現代の志向に合った健康的な食事として広く認識されています。
もちろん、味と見た目も人氣の理由の一つであり、美國の多様な食材と組み合わせて變化された創作壽司も人氣を集めており、新しい味わいを楽しむことができます。
美國における壽司の定着
美國における壽司の定着は目覚ましいものがあります。
カリフォルニア·ロールやフィラデルフィア·ロールなど、美國発の壽司ロールは日本にも逆輸入され、人氣の壽司の一つとなっています·。
すでに壽司がファーストフードとして提供されることも一般的であり、スーパーマーケットでも手軽に購入できるようになっています。
さらに、日本文化への興味も壽司の普及を後押ししています。多くの美國人が日本のアニメなどに触れる中で、日本文化全般に興味を持つようになり、その一環として壽司を試すように食す機会が増えているのです。
美國での壽司職人求人の現状と課題
美國における壽司職人の平均薪資
美國における壽司職人の平均薪資は、2008年の年收入26,000ドル(当時のレートで約300万日圓)から年收入44,000ドル(約620万日圓)と2倍以上に伸びており、需要に対して供給が不足していることから、さらに伸びることが予測されています。
また、これらの平均収入はあくまでも美國人をメインとした壽司職人の平均収入であり、日本人で壽司職人經驗がある程度ある場合は、80,000ドル(約1150万日圓)以上の募集も多くみられます。
美國の壽司職人の平均薪資と需要が高い地域
壽司職人の平均薪水が高い、つまり需要が高い地域は以下のようになっており、紐約を中心とした美國北東部では、日本でない職人を含めても900万日圓以上となっています。
日本人で經驗のある職人の場合は1千万日圓は超える可能性が高いといえます。
ニュージャージー州 83,573ドル(約1200万日圓)/年
ペンシルバニア州 67,170ドル(約970万日圓)/年
紐約州 61,011ドル(約880万日圓)/年
次点となっているのは以下の地域で、この場合は750万日圓くらいからとなります。
サンフランシスコ 54,786ドル(約800万日圓)/年
芝加哥 53,105ドル(約750万日圓)/年
ロサンゼルス 52,293ドル(約750万日圓)/年
ボストン 51,727ドル(約750万日圓)/年
Source:Zippia.com 
美國の物価や美國全体の平均年收入が$95,000(約1,300万日圓)であることを考えると、特別に高い収入とはいえませんが、日本の壽司職人の平均年收入といわれる450万日圓と比較すると特に紐約周辺で壽司職人として働くのは魅力的な選択肢といえます。
また、日本と違ってチップ文化があることも要點の一つです。
特に高級壽司餐廳ではチップだけで月に50万日圓以上いくこともあり、単価の高い壽司餐廳で働くことは日本での収入より大幅に増加する可能性があります。
美國で求められる壽司職人の技能
求められる壽司職人としての技能水準
美國で壽司職人として働くには働く企業による簽證支援が必要となりますが、簽證支援には多大な費用と労力がかかるため、企業側も簡単には支援を行いません。
実際に美國に渡る場合、どれくらいの技能が求められるのでしょうか。
基本的には壽司職人としての実務經驗ない場合、簽證支援はされないと考えた方が良いでしょう。
具体的な年数が定められているわけではありませんが、最低でも3年以上の実務經驗、できれば4~5年の実務經驗が必要となってくるので、美國で壽司職人として働く際には、まずは日本で実務經驗を積みながら計画を練るのが現実的です。
特に紐約などの高級餐廳では日本のと同等以上の技能が求められます。
技能に自信がない場合は、カジュアルな壽司餐廳をターゲットにするのも狙い目です。
こうした餐廳はいかに効率よく回すかを重視しているため、經驗が浅くても比較的採用されやすい傾向にあります。
海外での就業の場合、過度に品牌などにこだわるのではなく、グリーンカード取得までを視野に含めた戦略的な就業活動が重要になってきます。
求められる語学力
美國の就労簽證では英語力の証明を求められないため、英語が流暢でなくても取得できる可能性があります。
簽證の種類にもよりますが、L-1簽證ですと管理職としての經驗や職歴の方が重要ですが、研修などを目的としたJ-1簽證の取得は、最低でも日常会話水準の英語力が必須です。
このように、壽司職人として働く上での必須の英語技能は高くありませんが、やはり美國で働いていくにはある程度のコミュニケーションをとれるくらいの英語力は必要となるので、最低限の日常英会話の勉強は必要です。
特に吧台での待客が必要となる高級餐廳などでは、英語でのコミュニケーション技能を応募要件としている壽司餐廳も多くあります。
また、美國簽證取得時の面接は英語が基本になります。
テストではないため、正しい英語を話す必要はありません。
簡単な英語で良いのでリラックスしてスムーズなコミュニケーションを心がけるとよいでしょう。
美國で壽司職人として働くのに必要な簽證
日本よりも好条件な美國の壽司職人ですが、美國で壽司職人として働くには就労簽證が必須です。
壽司職人としての簽證は以前は板前不足などの状況により、簽證支援を行う会社もありましたが、現在は中国人や韓国人の板前が急増したことや移民に対する規制が厳しくなった事情により、簽證取得の難易度は以前より増しています。
なお、一般的に専門的職業に就くためにに必要な「H-1B簽證」は、対象となる特殊技能職が医師や会計士などのように専門性が高く且つ専門分野の学士と同等以上の資格が必要な職業のことであり、学歴が不要とされる壽司職人や板前には適用されません。
美國の規制が緩かった時代はそれでも取得できた時代がありましたが、現在は壽司職人が「H-1B簽證」を取得できるのはほぼ不可能であるため、日本人が美國で壽司職人や板前で働くには、一般的に「E-2簽證」「L-1簽證」「O-1簽證」のいずれかになります。
また、研修などの學徒であれば「J-1簽證」のいずれかになります。
下記でそれぞれについて説明しますので、参考にしてみてください。
※簽證情報は変更の可能性があるので、美國政府のサイトで最新情報を確認してください。
E-2簽證(投資家·駐在員簽證)
日本人が美國で壽司職人として働く際に多く申請されるのが「E-2簽證」です。
「E-2簽證」は投資家や駐在員とその家族向けの簽證で、簽證のスポンサーとなる壽司餐廳の外国企業の投資割合が50%以上であることが条件となり、簽證申請者はスポンサーとなる投資家や企業と同じ国籍である必要があります。
そのため、簽證スポンサーとなる壽司餐廳などの企業のオーナーの過半数は永住権やグリーンカードを持たない日本人または日本企業になります。スポンサー企業または投資家には一定以上の投資規模が必要であり、投資する上で必要な実績のある日本人の職人を連れて来るという形になります。
なお、投資家として簽證を申請する場合は情況バイ情況ですが、一般的には50〜100万ドルの投資が必要となります。スポンサーできる人数は餐廳の状況によって変わりますが、投資目的であるため、必ず現地スタッフも雇用しなければなりません。
L-1簽證(駐在員簽證)
L-1簽證はいわゆる駐在員簽證と呼ばれるもので、「L-1A」と「L-1B 簽證」の2種類があり、日本にある会社から美國へいくという形をとります。
L-1A(企業内転勤者)は日本に存在する会社から、美國の親会社や支店、または子会社や関連会社などへ「管理職」または「役員」として転勤する場合に適用される簽證です。
L-1B(企業内特殊技能職) は日本に存在する会社から、美國の親会社や支店、または子会社や関連会社などへ「特殊技能職」として転勤する方に発給される簽證です。
O-1簽證(卓越能力者簽證)
「O-1簽證」は芸能やスポーツ、科学、教育などの分野で客観的に卓越した能力があると証明できる方に発給される簽證です。
スポーツ、科学、教育、ビジネス等の分野で発給される「O-1A簽證」、芸能、映画、テレビ業界などの分野で発給される「O-1B簽證」になり、「芸能」の中に料理も含まれていますので、壽司職人の能力によっては該当します。
一概に定められてませんが、料理が上手というだけでは発給されることは厳しく、国内外での受賞歴、新聞や専門誌、メディアで絶賛された実績、出版歴、著名餐廳出身者、特別な資格を持っているなど、客観的に卓越した能力があることを証明する必要があります。
J-1簽證(研修·トレーニング簽證)
J-1簽證は交換交流課程計畫の一環で、壽司職人見習のような形で申請できるカテゴリとして「トレーニー」と「インターン」があります。
トレーニーは社会經驗が必要で40歳程度までが目安、18カ月(ホスピタリティー業種は12カ月)の有効期限があります。
インターンは短大·大学生や新卒1年目向けで、30歳以下で社会經驗がない人が対象で、有効期限は業種に関わらず12カ月です。
J-1簽證は飲食店やホスピタリティー関連などのアルバイト的な職務や少人数企業は審査が厳しい傾向があります。
まとめ海外での壽司職人としての可能性
美國における壽司文化の定着により、美國における壽司職人としての職涯は大きな可能性を秘めています。
薪資水準も日本より高く、特に日本人で壽司職人經驗のある方には、高収入のチャンスがあります。
紐約をはじめとした美國北東部を中心とした地域では、經驗豊富な壽司職人には高額な薪資が支払われており、その収入は魅力的です。
しかしながら、美國での壽司職人としての道は容易ではありません。
簽證支援に関する費用や労力がかかるため、美國での壽司職人としての成功を目指すなら、しっかりと道筋を描き、実務經驗を積みながら慎重に準備を進める必要があります。
このように美國で壽司職人として勤務するには、高いハードルもありますが、壽司職人勤務を経て自分の壽司餐廳を開業して、かなりの高収入を得て成功している方もいます。
ぜひ、本記事を参考にしながらしっかり準備して、美國ンドリームを掴んでくださいね。
参考資料
Japanese food continues to gain popularity overseas | The Japan Times
Sushi Chef Job Outlook And Growth In The US [2023] - Zippia
Average Salary in United States 2023 - The Complete Guide