寿司警察
【读音】すしぽりす
【英文名】Sushi Police
「寿司ポリス」とは、2006年に日本の農林水産省が海外の日本食レストランに対して認証制度を設ける構想を打ち出した際、海外メディアがこれを揶揄して付けた呼称である。
背景には、世界各地で寿司レストランが急増する一方、日本人以外の経営·調理による店舗が大半を占め、日本人経営の寿司店は全体の1割以下にまで減少したとされる現状があった。伝統的な調理法とはかけ離れた料理が「Sushi」として提供されるケースも増え、酢飯や魚介を用いない料理までスシを名乗る例が報告されていた。
こうした状況を受けて日本政府は正しい日本食の普及を目的に認証制度を検討したが、「食文化の押し付け」「取り締まり的だ」といった批判が各国から寄せられ、「寿司ポリス」という表現が広まった。最終的に強制力のある認証ではなく、推奨制度として方針が見直された。
この議論は、海外での日本食ブームと文化的正統性のあり方を考える契機となり、寿司文化のグローバル化を象徴する出来事として知られている。


