海葡萄
【讀音】うみぶどう
【英文名】Sea Grapes
海ぶどうは、正式にはクビレズタと呼ばれる緑藻の一種で、イワズタ科イワズタ属に分類される。茎に沿って並ぶ小さな球状の葉がぶどうの房を思わせることから、この通称で親しまれている。英語では「シーグレープ」のほか「グリーンキャビア」とも称される。
自生域はインド太平洋の熱帯·亜熱帯海域に広がり、日本では主に沖縄県が主産地となっている。1994年頃、恩納村漁協が陸上養殖の手法を導入したことで生産量が大きく伸び、現在は県内各地で養殖が行われている。
生育の適温は24℃前後とされ、旬は水温が安定する春と秋にあたる。夏場は高温、冬場は低温のため品質が落ちやすい。食べ方は生食が基本で、ポン酢や三杯酢を添えるのが定番。調味料は食べる直前にかけるのがポイントで、長く浸すと浸透圧で粒がしぼんでしまう。寿司では軍艦巻きのネタとして使われることもあり、口の中で弾けるプチプチとした食感が持ち味である。


