蛋(行話:Tama)
【讀音】たま
【英文名】Tama
「タマ」は寿司店で使われる業界用語のひとつで、「玉子(たまご)」の略称として広く知られている。主に玉子焼きを指し、握り寿司のネタとしても定番の存在である。
寿司屋では、甘めに味付けした厚焼き玉子を薄く切ってシャリの上にのせ、海苔の帯で巻いて提供するのが一般的な形態とされている。店ごとに出汁の配合や焼き方が異なり、職人の技量を測る目安のひとつともいわれる。
なお「タマ」という語自体は日本語で多くの意味を持ち、球·玉·珠·弾丸·魂など幅広い用法がある。寿司の文脈においては、もっぱら玉子焼きを意味する符丁として使われている。
かつては寿司屋の修業において、玉子焼きを上手に焼けるかどうかが一人前の基準とされていた時代もあるといわれており、単純に見えて奥が深いネタのひとつである。


