初鰹
【讀音】はつがつお
【英文名】Hatsu-Gatsuo (First Bonito of the Season)
初鰹は、春から初夏に黒潮に乗って北上するカツオの最初の水揚げを指す季節の呼称。サバ科に属し、漁獲量の多い高知県での4〜6月頃が基準とされる。脂肪分が少なくさっぱりした味わいが特徴で、赤身本来の風味が楽しめる。おろし生姜やニンニクを薬味に合わせることが多く、たたきも定番。秋に南下する「戻り鰹」は脂がのり対照的な食味となる。江戸時代は初物珍重の文化のもと庶民の憧れで、一本が約20万円の高値がついた記録もある。山口素堂の「目に青葉 山ほととぎす 初松魚」は初夏の季語として広く知られる。
—
243字


