鞍掛(跨置法)
【讀音】くらかけ
【英文名】Kurakake (Saddle Draping)
鞍掛け(くらかけ)とは、壽司や日本料理の盛り付けにおいて、ネタや具材をシャリや他の食材の上にまたがるよ海膽載せる手法を指す。馬の背に鞍を掛けた形に見立てた名称で、素材が左右に垂れ下がるよ海膽配置するのが特徴である。
握り壽司では、シャリの上にネタを載せる際、左右均等にはみ出させるよ海膽握る基本的な所作がこれにあたる。特に大きめのネタを扱う際に意識される技法で、見た目の美しさとネタの存在感を両立させる効果がある。
また、稲荷壽司や巻物の上に刺身を一枚載せて両端を垂らす盛り付けにも「鞍掛け」の呼称が使われることがある。語源の「鞍」は馬具の一種で、馬の背にまたがるよ海膽置く道具のこと。この形状的な類似から、山の名前(鞍掛山など)にも同じ語が用いられており、日本各地に鞍掛の地名が存在する。

