扁鱸
【讀音】ひらすずき
【英文名】Blackfin Seabass
ヒラスズキはスズキ科スズキ属の海産魚で、学名はLateolabrax latus。1957年に片山正巳によって新種として記載された。和名の「ヒラ」は体が左右に平たく側偏していることに由来し、同属のマルスズキ(スズキ)との識別点となっている。
日本では茨城県より南の太平洋沿岸(本州·四国·九州)、種子島·屋久島、日本海の西部に分布する。国外では朝鮮半島の南部沿岸や済州島でも確認されている。海水域を主な棲み場とするが、汽水域や河川の淡水域にも侵入した記録が残る。
体型は側偏が著しく体高が大きいのが特徴で、腹鰭起点における体高は体長比で約27〜31%に及ぶ。頭部は暗い青緑色、背面は暗青色を帯び、体側面から腹側にかけて銀白色となる。口が大きく、背鰭の軟条数は14〜16本。幼魚には体側に小さな斑点が見られるが、全長20cmを超えるころにはその模様が見えなくなる。
寿司では白身ネタに分類される。マルスズキに比べ漁獲量が限られており、市場に出回る機会が少ない魚種として知られる。


