產地價格
【讀音】はまね
【英文名】beach price
浜値とは、漁港で水揚げされた魚介類が最初に取引される際の価格を指す業界用語である。
漁師が獲った魚は、まず漁港の市場でセリや入札にかけられる。この段階でつく値段が「浜値」であり、流通の出発点となる価格といえる。浜値は漁獲量や魚の鮮度、天候、季節による需要変動など、さまざまな要因によって日々変動する。
浜値の後、仲卸業者や卸売市場を経て小売店や飲食店に届くまでに、輸送費や手数料が加算されていく。そのため、浜値は流通過程で最も低い水準の価格となることが一般的である。寿司店の仕入れ担当者にとって、浜値の動向を把握することはネタの原価管理に直結する重要な情報となる。
「浜値が高い」「浜値が崩れた」といった表現は、漁業関係者や鮮魚店、寿司職人の間で日常的に使われる。同義語として「浜相場」という言い方もある。


