巻き寿司
【讀音】まきすし
【英文名】Makisushi / Sushi roll
巻き寿司は、海苔や昆布などで酢飯と具材を巻いて仕上げる寿司の形態である。江戸前寿司では「巻物」とも称され、寿司店だけでなく家庭や弁当店でも広く親しまれている。
歴史
1750年に刊行された『料理山海郷』で「巻鮓」として初めて文献に登場した。当時は海苔を用いず、巻き簾と酢飯で作る料理だったとされる。1776年の『新撰献立部類集』で海苔を使う製法が紹介され、以降さまざまな料理書に記載が増えていった。明治期までは屋台での提供が中心だったが、大正期にかけて一般家庭にも浸透した。
主な種類
太さにより細巻(直径約3cm)、中巻、太巻(直径5cm以上)に分類される。細巻の代表格はかんぴょう巻・かっぱ巻・鉄火巻・納豆巻など。太巻は玉子焼き・椎茸・でんぶなど多彩な具を組み合わせる。節分に恵方巻として太巻を食べる風習も知られている。
海外では酢飯を外側にした「裏巻き」が普及しており、カリフォルニアロールをはじめ多様なバリエーションが生まれている。







