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Sushwalker

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アンコウ

【よみ】あんこう

【English Name】Monkfish / Anglerfish

水深30〜500mの砂泥が広がる海底域で暮らすアンコウ科の底生魚。日本で食用にされるのは主としてキアンコウ(ホンアンコウ)とクツアンコウの2種であり、極度に偏平な体躯と不釣り合いなまでに大きな頭部が目を引く。頭頂に生えた誘引突起を操って小魚を引き寄せ、射程に入った獲物を巨大な口腔で一飲みにする——砂泥に伏した姿勢のまま狩りを遂行する捕食戦略の持ち主だ。

肝・身・皮・えら・胃・卵巣・ヒレの計7部位をすべて味わえる点が食材としての大きな特長で、なかでも肝臓(アンキモ)にはビタミンA・B12・DやDHA・EPAが高い濃度で詰まっており、その濃厚な旨みは「海のフォアグラ」の異名にふさわしい。身は脂の少ない低カロリー白身だが、全身がきわめて軟質なため、まな板上での処理が難しい。下顎に鉤を刺して体を吊り上げた姿勢で解体する独自技法が考案された背景はここにある。

冬場の鍋物として知名度が高く、味噌仕立てや醤油仕立てで供するのが一般的だ。主な水揚げ地は茨城県・青森県・山口県下関市で、肝の旨みが最も高まる11月〜2月頃を旬とする。

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