ナミガイ
【よみ】なみがい
【English Name】Japanese Geoduck
ナミガイは、キヌマトイガイ科に属する二枚貝で、寿司店では「白ミル」の名で広く知られている。殻長は10〜13cm程度だが、軟体部は貝殻より大きく、水管を伸ばすと殻の3倍以上に達することもある。
砂泥の海底に30〜40cmほど深く潜り、水管の先端を砂上に出してプランクトンを濾過摂食する生態を持つ。北海道から九州まで広く分布し、主な漁場は愛知県三河湾や千葉県、瀬戸内海沿岸などで、素潜り漁によって漁獲される。
寿司では水管部分がネタとして用いられ、甘味とコリコリした独特の歯応えが持ち味である。もともとミルクイ(本ミル)が高級寿司ネタとして珍重されていたが、乱獲で希少化したことにより代用として流通が広がった。近年はナミガイ自体も漁獲が減り価格が上昇傾向にある。旬は主に3〜5月頃とされ、産卵前で身が充実する時期にあたる。


