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Sushwalker

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ピン

【よみ】ぴん

【English Name】Pin

寿司屋で使われる符丁(ふちょう)のひとつで、数字の「1」を意味する言葉。

語源はポルトガル語の「pinta」で、元々は「小さな点」を表す単語とされている。日本には戦国時代から江戸時代にかけてポルトガルとの交易を通じて伝わり、サイコロの出目やカルタ遊びなどで数の呼び方として定着した。おいちょかぶなどの賭け事でも「ピン」は1の目を指し、「ピンゾロ」は1のぞろ目を意味する。

寿司店では、お客の前で値段や数量を直接的に伝えることを避けるため、独自の数え方が用いられてきた。ピンはその体系における最初の数であり、「ピンからキリまで」という慣用句も「1から10まで」、転じて「最上から最下まで」という意味で広く使われている。

このような符丁文化は、カウンター越しの職人同士の意思疎通を円滑にするとともに、粋な雰囲気を演出する寿司文化の一面でもある。現在では明朗会計の普及により、符丁を日常的に使う店は減少傾向にあるが、老舗の寿司店などでは今も耳にすることがある。

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