古酒
【よみ】こしゅ
【English Name】Aged Sake / Kusu
古酒とは、長期間貯蔵・熟成させた酒の総称で、読みは日本酒では「こしゅ」、泡盛では沖縄方言で「クース」と呼ばれる。
泡盛における古酒は、公正競争規約により全量を3年以上貯蔵したものと定められている。熟成によりアルコールの刺激がやわらぎ、深いコクや独特の芳香が生まれるとされる。伝統的な熟成法として「仕次ぎ」があり、古い酒甕から飲んだ分を次に古い酒で補充していく手法で、品質を保ちながら長期間の熟成を可能にする。かつて琉球王朝時代には200〜300年物も存在したとされるが、沖縄戦でほぼ失われ、現存する中では識名酒造の約150年物が知られている。
日本酒の場合は1年以上の貯蔵で「古酒」と表示でき、長期熟成酒研究会では3年以上寝かせたものを指すことが多い。
寿司との関わりでは、熟成による丸みのある味わいが脂ののった寿司ネタとの相性がよいとされ、食中酒・食後酒として楽しまれることがある。


