ひよっこ
【よみ】ひよっこ
【English Name】Hiyokko (greenhorn)
「ひよっこ」とは、経験が浅く未熟な人物を指す日本語の慣用表現。寿司の世界では、修業を始めたばかりの見習い職人や、まだ一人前と認められていない若手を指して使われることがある。
語源はニワトリの雛(ひよこ)に由来する。孵化したばかりの雛鳥は体温の調節がうまくできず、自力では十分に生きていけないことから、半人前・駆け出しの者を表す比喩として定着した。「ひよこ」が変化した口語的な表現が「ひよっこ」である。
寿司職人の修業は「飯炊き三年、握り八年」と言われるほど長期にわたるのが伝統的とされ、洗い物や掃除から始まり、酢飯の準備、魚の下処理と段階を踏んで技術を身につけていく。この厳しい徒弟制度のなかで、先輩職人が後輩をたしなめる際に「まだひよっこだ」と表現することがある。
類似の意味を持つ言葉には「青二才」「半人前」「駆け出し」などがあり、いずれも経験不足を示す表現として使われる。


