苫小牧
【よみ】とまこまい
【English Name】Tomakomai
胆振地方の太平洋側に面した港湾都市・苫小牧は、約16万の人口を擁する。アイヌ語で沼を指す「ト」に「マコマイ」(山奥に入る川)を合わせた「ト・マコマイ」がこの地名の語源だ。
寿司の観点で特筆すべきは、ホッキ貝(ウバガイ)の漁獲量で全国トップを誇る点にある。2002年にはホッキ貝が「市の貝」に指定され、地域の看板食材に位置づけられた。市街の寿司店では握りや軍艦にホッキ貝を用い、生での提供に加え、炙りや湯引きといった加熱調理も好まれる。
1873年の開拓使出張所移転を開基とし、製紙業と港湾機能を軸に発展を遂げた。太平洋に開けた港と新千歳空港への近さから、鮮魚流通の要衝でもある。樽前山やラムサール条約登録湿地のウトナイ湖など、自然環境にも恵まれた地域だ。


