寿司をすべての人へ。寿司ウォーカーは日本最大級の寿司メディアです

Sushwalker

Sushwalker
Sushwalker

ままかり寿司

【よみ】ままかりずし

【English Name】Mamakari-zushi

ままかり寿司は、岡山県の瀬戸内海沿岸で古くから親しまれてきた郷土料理である。「ままかり」とはニシン目コノシロ科に属する小型魚・サッパの岡山での呼び名で、あまりの美味しさにご飯(まま)が足りなくなり、隣家から借りてくるほどだったという逸話が名前の由来とされている。

作り方は、体長12cm前後のサッパのうろこ・頭・内臓を除いて開き、塩をして約1時間おいたのち酢で洗い、砂糖・塩・昆布を合わせた甘酢に漬け込む。これを手で丸めた酢飯の上にのせ、好みでわさびや生姜をあしらって仕上げる。

日常の食卓にものぼるが、祭りや祝い事などハレの日に欠かせない一品として重んじられてきた。農林水産省が選定する「農山漁村の郷土料理百選」にも含まれている。かつては各家庭で手作りされていたが、近年は家庭で作る機会が減り、料理店で味わうことが多くなっている。

脂がもっとものる10月前後が食べ頃とされ、酢漬けのほか刺身や塩焼きなど多彩な調理法で楽しまれている。2008年には「ままかり普及委員会」が発足し、地域を挙げてこの食文化の発信に取り組んでいる。

寿司検定 公式サイト