サヨリ
【よみ】さより
【English Name】Halfbeak
サヨリはダツ目サヨリ科の海水魚で、細長い体形と下顎だけが前方に伸びた独特の口が特徴。全長は最大約40cmほどで、背面は青緑色、腹側は銀白色、身は半透明の繊細な質感を持つ。寿司ネタとしては上品な淡泊さとほのかな甘みを持つ高級魚として知られ、握りにすると皮目の銀色が美しく映える。刺身では立て塩(薄い塩水に浸す技法)を施すと甘みが引き立つ。旬は3〜5月の春季で、俳句の季語にもなっている。腹膜が黒いことから「腹黒い」という俗説の由来としても有名だが、実際には光の透過を防ぐ適応である。


