海鮮丼
【よみ】かいせんどん
【English Name】Kaisen-don / Seafood rice bowl
丼飯に多彩な刺身を盛り合わせた料理が海鮮丼だ。ご飯を白米にするか酢飯にするかは地域や店によって異なり、どちらが正統かについては見解が割れている。法令や業界団体が定めた公式の定義も存在しない。
成り立ちについては、冷凍・冷蔵の技術革新が進んだ終戦後、北海道や東北をはじめとする北の産地を起点に各地へ浸透したとの推測がある。一方で、江戸前ちらし寿司にルーツを求める見方もあるが、起源を裏づける確かな記録は残っていない。
代表的な具材にはマグロ、サーモン、ホタテ、イカ、エビ、ウニ、イクラなどが挙がる。寿司店が手がける場合にはネタへ仕事(下処理や味つけ)を加えることもあるが、海鮮食堂では素材の刺身をそのまま載せる形が主流だ。決まった作法は特になく、わさび醤油を回しかけて味わう方法や、小皿に醤油を取って一切れずつ浸しながらいただく方法が定着している。
2017年に実施されたアンケート(回答605件)によれば、酢飯を好む人が約70%に達し、白米を選ぶ人は約30%にとどまったと報告されている。


