帶廣中華散壽司
【讀音】おびひろのちゅうかちらし
【英文名】Obihirono chuka chirashi
帯広の中華ちらしは、北海道帯広市で親しまれている人気のローカルフードである。1970年に帯広市内で考案されたとされる。
名前に「ちらし」とあるが、ちらし寿司の類いとは全く異なり、酢飯は一切使わない。エビやイカ、インゲン、ハム、卵、もやしといった具材をフライパンで炒め合わせ、甘みのある醤油ダレで仕上げて、皿に盛ったご飯の上に盛りつけて提供する。中華丼や広東飯と同じ発想で作られた、いわゆるかけ飯の一種に分類される料理といえる。
帯広市内ではおよそ30軒の中華料理店がこの料理をメニューに並べており、地元では単に「ちらし」と略して呼ばれることもある。付け合わせには紅ショウガと和からしが添えられるのが一般的で、塩·胡椒ベースのさっぱりした酸味のスープまたはわかめ入りのスープ、そして沢庵の小皿とともに提供される。スプーンと箸を使いながら食べるのが定番のスタイルである。
店ごとに具や味付けに個性があり、たとえば老舗の美珍樓では紅ショウガを添えないなど、バリエーションも楽しめる。2009年放送の『秘密のケンミンSHOW』で特集されたことで全国的な認知度も上がった。


