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回転寿司チェーン顧客満足度ランキング〜関東編

回転すし

寿司検定

回転寿司は1958年に元禄寿司が1号店を出すと、あっという間に日本中に広がり、高級化傾向にあった寿司をファーストフードだった江戸時代のような大衆料理に戻す立役者となりました。

現在ではファミリーレストラン化も進み、マグロやサーモンといった寿司の定番ネタ以外にも色々なネタが登場。
スイーツなどの子ども向けのメニューや寿司以外のサイドメニューを充実させるチェーン店も多くあり、家族での外食は回転寿司を選ぶことも少なくありません。

人気の理由はリーズナブルな値段ですが、ただ安いだけでなく、素材にこだわり、職人が目の前で握ってくれる本格的な寿司を提供する回転寿司チェーンも多くあります。
気軽に入れて目の前で寿司が回っているエンターテインメント性も人気の理由の一つです。

今回は関東にたくさんある回転寿司を人気ランキング形式で紹介しますので、回転寿司選びの参考にしてみてくださいね。

第5位:スシロー

近年、過去最高売上を更新し続け、回転寿司チェーンの売上では業界トップを誇る「スシロー」。ベテランの目利きが世界中からおいしい魚を見極めて仕入れ、ネタは必ず店内で調理。品質も鮮度も抜群の寿司を、1皿100~300円(税抜)で楽しめます。

「スシロー」では、1時間に3600個ものシャリ玉をつくれる「すしロボ」を導入。巻物や軍艦を握るロボットもあるそうですよ。

メニューは、サイドメニューを含めると120種類以上。なかでも人気の寿司ネタがハマチ。脂がのっていて食べごたえ抜群です。ハマチには背と腹の部分があり、脂がのっている腹は希少部位。この部分を使ったハマチは注文できず、回転レーンにしか流れてこないので、見つけたらぜひ味わってみてください。

低価格なら独自の工夫で品質の高い寿司ネタを味わえる「スシロー」。
同じ価格帯の回転寿司チェーンのなかでも、特にコストパフォーマンスが高いと感じる人もいるようです。
人気なだけに待たないと入店できない場合がありますが、カウンター席なら比較的入店しやすいかもしれません。

スシローホームページ

第4位:魚べい

「魚べい」は、注文してからの提供スピードの速さが自慢。シャリを握り自動的に皿に盛りつける最新鋭のロボットを導入するほか、一般的な回転寿司店にあるような回転レールではなく3段の高速レーンを設け、客席のタッチパネルからオーダーした寿司が個別に運ばれるなど、効率化に力を入れています。

「魚べい」ではレギュラーメニューを80種類以上用意し、そのほとんどを1皿100円(税抜)で提供。
季節限定メニューには、1皿140~180円(税抜)といった価格帯のものもあります。

なかでも注目のネタはサーモン。シンプルに生のサーモンをのせた寿司のほかに、「サーモンねぎラー油」や「オニオンサーモン」、「焼きサーモン」など、バリエーション豊富なネタがそろいます。

「魚べい」の店内はカウンター席が少なめでボックス席が中心でファミリー層に人気があります。さらに、料理を運んでくるトレイは新幹線やレーシングカーなどユニークなデザインになっているので、小さな子どもが喜びそうです。

魚べいホームページ

第3位:すし銚子丸

「すし銚子丸」は、首都圏の1都3県に店舗を展開。
全国屈指の水揚げ量を誇る千葉県の銚子港から直送されるネタを中心に、さばきたて・握りたての寿司を提供しています。

4・5位の回転寿司チェーンと異なるのは、板前さんがお客さんの目の前でネタをさばいて寿司を握ってくれるところ。店内はいつも活気あふれる雰囲気で、接客サービスのよさも人気の理由のようです。

定番の握り寿司は皿が5種類あり、価格は143円~462円(税込)。
1皿100円の回転寿司と比べるとやや高価に感じられるかもしれませんが、板前さんが握ったばかりの寿司をこの価格で味わえることに驚きます。

「すし銚子丸」の看板メニューのひとつは、オーロラサーモン。
サーモンは通常は冷凍でしか食べることができないですが、北極圏近くで育てられたサーモンを独自の技術で冷凍せずに店舗まで届けているので、サーモン本来のおいしさを楽しめますよ。

すし銚子丸ホームページ

第2位:がってん寿司

関東地方を中心に店舗を展開する「がってん寿司」。
市場から直送される鮮度の高いネタを店内で調理し、こだわりの寿司を提供しています。

「がってん寿司」の名物はマグロの解体ショー。
不定期開催ですが、板前さんが目の前でマグロをさばく様子は圧巻で、店内が盛り上がります。さばきたてのマグロはすぐに握って提供されます。

握り寿司は、定番ネタなら1皿120~500円(税抜)が中心。
季節ごとのメニューが豊富で、他の回転寿司チェーンでは見かけないような珍しいネタが食べられることも。
また、「がってん寿司」はランチタイム限定のメニューも人気。「日替わり握りランチ」はネタのランクに応じて980~1880円(税抜)の3つがあります。

「がってん寿司」は、回転寿司チェーンでありながら、板前さんが寿司を握る姿が見えるので特別感があります。
3~5位で紹介した店に比べるとやや価格帯が高めですが、いつもより少しだけ贅沢をしたい時にぴったりです。

がってん寿司ホームページ

第1位:金沢まいもん寿司

「金沢まいもん寿司」は、石川県金沢市発祥の回転寿司チェーンです。のどぐろや白えびをはじめとした北陸ならではの旬のネタを活かした寿司が評判で、回転寿司チェーンのなかでも特に本格的な回転寿司として知られています。

握り寿司は1皿165~880円(税込)と価格帯が幅広く、板前さんが目の前で握ってくれるスタイルで提供。北陸をはじめ日本各地から仕入れた新鮮なネタばかりで、回転寿司とは思えないほどクオリティの高い寿司を味わえます。

「金沢まいもん寿司」で特におすすめのネタは「ガス海老」。その味は甘えびよりも甘く、もっちりとした食感が楽しめるそう。日本海の限られた地域でしか獲れず、鮮度が落ちやすいため、北陸以外にはなかなか出回らないといわれる希少なネタです。

金沢まいもん寿司ホームページ

回転寿司でおいしい寿司を楽しもう!

回転寿司チェーンで食事をする場合、3~5位の3店なら予算は2000円前後。1位の「金沢まいもん寿司」と2位の「がってん寿司」は、そのほかの店と比べると価格帯がやや高いので、少し多めに予算を確保しておきたいところ。1人3000~4000円前後を想定しておくとよいかもしれません。

どの回転寿司チェーンもレベルが高く、高級寿司店に引けを取らない本格的なネタを手頃な価格で味わえるのが魅力。それぞれの特徴やメニューをチェックして、店選びをしてみてくださいね。

寿司検定

参考資料