マアナゴ
【Reading】まあなご
【English Name】Conger Eel (Whitespotted Conger)
マアナゴ(真穴子)はウナギ目アナゴ科の海水魚で、学名は Conger myriaster。北海道から九州南岸にかけての沿岸域や、朝鮮半島沿岸、東シナ海などに広く生息する。砂や泥質の浅い海底を好み、日中は砂に身を隠して過ごし、夜間に小魚や甲殻類などを捕食する。
体は褐色で、側線に沿って白い点が並ぶ外見が特徴的。最大で全長1mに達するが、雄は40cm程度、雌は90cm程度と雌雄で体格差がある。産卵場所は長年不明だったが、2008年の水産庁による調査で、沖ノ鳥島南方の九州・パラオ海嶺付近で6〜9月に産卵することが判明した。
寿司ネタとしては白身魚に分類される。ウナギに比べて脂肪分が少なく、淡白ながらも深い旨みがある。醤油ベースのタレで煮た「煮穴子」が寿司種の定番で、ふわりとした食感が持ち味。天ぷらや蒲焼きとしても親しまれている。旬は主に7〜8月頃とされる。
なお、ウナギ目の魚類は血液中にタンパク質性の毒を持つが、加熱により毒性は失われるため、通常の調理済み料理であれば問題ない。


