Nuka — Rice Bran
【Reading】ぬか
【English Name】Rice bran
糠(ぬか)は、穀物を精白する工程で生じる外皮·胚芽などの総称で、英語では「ブラン(Bran)」と呼ばれる。日本では古くから米を主食としてきた背景から、単に「ぬか」といえば米糠を指すことが多い。
寿司文化との関わりでは、ぬか床に漬けたぬか漬けが代表的である。ぬか漬けは寿司店でガリと並ぶ箸休めとして親しまれてきた。また、福岡県北九州市の小倉·門司周辺では、鰯や鯖といった青魚をぬか味噌で炊くぬか炊き(じんだ煮)が郷土料理として知られ、魚の保存食文化とも深い結びつきがある。
栄養面では、米糠にはビタミンB1やB6、ナイアシン、マグネシウムなどが豊富に含まれる。江戸時代に精米技術が進むと、糠とともにこれらの栄養素が除かれ、ビタミンB群の不足から脚気が流行したとされる。
そのほか、たけのこの下茹でに使ってアクを抜く用途や、かつては天然の洗剤として掃除にも活用されていた。


