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Han-yoshoku — Semi-Farmed

【Reading】はんようしょく

【English Name】Semi-aquaculture

半養殖とは、天然の稚魚·稚貝などを採捕し、人の手で一定期間育成してから出荷する生産方式を指す。卵の孵化から出荷まで全工程を管理する完全養殖と異なり、種苗の確保を自然界に依存する点に大きな違いがある。

代表例のひとつがクルマエビの「蓄養」である。明治38年(1905年)、熊本県天草の維和島で天然の稚エビを海水池に入れて育てる方法が始まり、この地域が蓄養の主要産地へと発展した。その後、研究の進展により卵からの人工養殖も実用化を果たし、蓄養は現在も継続して実施されている。

ホタテガイの「地撒き」も半養殖的な手法に該当する。海中に採苗器を設置して天然の稚貝を集め、約1年間の中間育成を経て海底に放流し、3〜4年ほど自然の環境で成長させた後に漁獲する方式で、北海道や青森県陸奥湾で広く普及している。

半養殖は完全養殖と比べて設備投資や飼料コストを抑えやすい利点がある反面、天然種苗の採捕量が年ごとの環境条件に左右されるため、生産量が安定しにくいという側面もある。寿司店で扱われるネタの中にも、こうした半養殖由来の食材は少なくない。

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