Akahata — Red Grouper
【Reading】あかはた
【English Name】Red Grouper
アカハタはスズキ目ハタ科マハタ属に分類される海水魚で、学名はEpinephelus fasciatus。太平洋西部からインド洋にかけての温帯〜熱帯域に広く分布し、日本では伊豆諸島や小笠原、三重県、長崎県、鹿児島県、沖縄県などで漁獲される。
体長は30〜40cm程度とハタ科の中では小型の部類。全身が赤みを帯び、体側に5本ほどの黒っぽい太い横縞が走る。背ビレ前部の上縁が黒いのも見分けのポイントとなる。生態面では雌性先熟の性転換魚として知られ、すべてメスとして生まれた後、成長に伴いオスへと変わる。
白身魚として透明感のある身質が特徴で、淡白ながら旨みがある。皮はゼラチン質を含み、加熱すると独特の食感になる。寿司ネタとしては握りや刺身で提供されるほか、中華料理の清蒸(チンジョン)や煮つけ、鍋物などでも用いられる。
産卵期は主に6月〜9月の夏季で、年間を通じて味の変動が比較的少ないとされるが、産卵直後の晩夏〜初秋は避けた方がよいとされている。


