Dragon Roll
【Reading】どらごんろーる
【English Name】Dragon roll
アメリカで生み出された創作巻き寿司の一つ、ドラゴンロール。裏巻き(uramaki)の技法を用い、酢飯が外側に来る構造で巻き上げる。
中にはエビの天ぷらやウナギ(穴子)を詰め、外面には薄くスライスしたアボカドを鱗状に並べて覆う。仕上げとしてウナギのタレ(イールソース)を回しかけ、トビコやゴマをあしらう手法が一般的だ。
名称の由来は、アボカドを幾重にも重ねた見た目が龍の胴体や鱗を思わせる点にある。1980年代以降、アメリカで寿司への関心が拡大するなかで登場したクリエイティブロールの代表格で、カリフォルニアロールやスパイダーロールと肩を並べ、北米各地の寿司レストランで幅広く親しまれてきた。
日本国内でも回転寿司チェーンや創作寿司店のメニューで目にする機会が増えたが、江戸前寿司の伝統には属さない。甘辛いタレのコク、アボカドのなめらかさ、天ぷらの歯ごたえが一体となった多層的な味わいが魅力だ。


