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野菜寿司とは?野菜寿司の魅力や種類、 レシピなどを徹底解説!

野菜寿司

野菜寿司の魅力とは?

野菜寿司とはその名の通り、色とりどりの野菜が使用された珍しい寿司のことです。パプリカや人参を始め、エリンギといったキノコ類、そして山芋などのイモ類など、様々なレシピがあります。野菜をメインに使っていますが、ネタによっては魚介類の寿司と一瞬見紛うほど。

野菜寿司の最大の売りは、なんといっても「ヘルシー」さにあります。昨今の健康志向を受けて、特に女性からの人気が高い寿司です。また、魚介類の生食文化があまりなく、ベジタリアンやビーガンが多い欧米諸国の外国人でも食べやすいことから、グローバルな人気もあります。

また、まだ魚介類を食べるのはむずかしい小さなお子さん向けに、野菜寿司を作っている家庭もあります。誕生日などのお祝いとして寿司を食べたいけれども、子供にはまだ…という場合も、野菜寿司であれば、家族皆で寿司パーティーができますよ。

野菜寿司発祥の地は?

野菜寿司発祥の地は?

そもそも、なぜ「野菜寿司」というものが生まれたのでしょうか?

実はこの珍しい寿司の誕生には、ある県の奮闘がきっかけになっているのです。その県とはズバリ、埼玉県。内陸に位置しているため、普通の寿司に必要な魚介類の流通は多くありません。全国的に寿司店が減少する中、埼玉県も例外ではありませんでした。

そのような状況を打破したのが、埼玉県の寿司店「山水」の店主・関根さん。彼は埼玉県の悪いところではなく、良いところに目をつけました。つまり、野菜の産地として全国トップクラスを誇る点を軸として、勉強会や研究を重ね、「野菜寿司」を人気の寿司の1つにまで押し上げていったのです。

野菜寿司にはどんな種類があるの?

野菜寿司にはどんな種類があるの?

野菜寿司は工夫次第でどんな野菜も使用することができます。

例えば、ゆでた赤いパプリカに醤油などで味をつけてマグロに見立ててみたり、あるいは山芋の白さを活用してイカ寿司のように作ってみたりすることもできます。

基本的には彩りの鮮やかなパプリカやトマト、人参を使うことが多いですが、白菜や葱などの色味が薄い野菜を使ってもOK!味付けを工夫したり、ゆでた後に編み込んでみたり、楽しみ方も色々あります。

おうちで作れる野菜寿司レシピ3選

では実際、おうちで作る場合、どんなレシピが作りやすいのでしょうか。いろいろある野菜寿司の中でも、今回は特におすすめのレシピを厳選してみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

①人参を使ったサーモン風握り寿司

同じオレンジ色なので再現しやすいニンジンとサーモン。野菜寿司におけるサーモン寿司は、薄くスライスしたニンジンを砂糖やコンソメで煮詰めて味を付けたります。汁が染み込んだニンジンは適度に光を反射して、パッと見はまるで本物のサーモンのよう!

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②ミョウガを使ったマグロ風握り寿司

トマトやパプリカの赤みを活用してマグロを再現しても良いですが、ここは少しひねってミョウガを使ってみましょう。塩やだし汁に漬けたミョウガは、ピリッと辛くて美味しい、不思議なマグロ風握り寿司へ大変身します。

 

 

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③かぼちゃを使ったうに風軍艦

じっくり煮詰めて柔らかくなったかぼちゃをペースト状にしてみましょう。酢飯と海苔を使って軍艦を作れば、見た目はそのまま、うにのような寿司が完成します。うにが苦手な人や子供でも、気軽に食べることができます。

 

 

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まとめ

野菜寿司はヘルシーな点から女性人気が高いのはもちろん、外国人や小さな子供まで食べられる珍しい寿司です。見た目も楽しいですし、味も申し分ありません。話題性もあるので、誕生日などのお祝いパーティーでの盛り上げに一役買ってくれるかもしれません。

皆さんも機会があればぜひ、おうちで野菜寿司を作ってみてくださいね。