助六寿司

【よみ】すけろくずし

【English Name】Sukeroku

稲荷寿司と巻き寿司がセットになったもので、スーパーや食料品店、コンビニなどで販売される。助六寿司に入っている巻き寿司は海鮮類ではなく、卵やかんぴょうなどが入ったものが多い。助六寿司の名称がつけられたのは江戸時代中期頃。初めは稲荷寿司の油揚げの「揚げ」と巻き寿司の「巻き」にちなんで「揚巻」と呼ばれていたが、当時人気歌舞伎の十八番演目の「助六由縁江戸桜」が大流行しており、その主人公である助六の愛人の吉原の花魁の名前も「揚巻」という名前であったことから、歌舞伎の助六の人気に連動して「助六」と呼ぶようになったと言われる。