Koagari — Raised Tatami Seating Area
【Reading】こあがり
【English Name】Koagari (Raised Seating Area)
小上がりとは、飲食店の客席フロアの一部を一段高くし、靴を脱いで上がる形式の座敷スペースのこと。建築用語では「スキップフロア」とも呼ばれ、床面の高さを意図的に変えた構造を指す。
寿司店や居酒屋などの和食店では、カウンター席やテーブル席とは別に小上がりを設けている店舗が多い。畳や座布団を敷いた和の空間で、足を伸ばしてくつろげるのが特徴である。少人数から大人数まで対応でき、家族連れや宴会利用に向いている。
寿司店においては、カウンターで職人の仕事を間近に見ながら食べるスタイルと、小上がりでゆったり過ごすスタイルの両方を提供する店が見られる。個室ほどの仕切りはないが、床の高低差によって空間が自然に区切られるため、適度なプライベート感が生まれる。
なお、小上がりは段差を伴う構造であるため、バリアフリーの観点からは課題もあるとされている。近年は掘りごたつ式にして足を下ろせるようにした店舗も増えている。


